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現場の声を聞く 社員インタビュー 工場作業員/入社6年目 伊藤雅也(44) 現場の声を聞く 社員インタビュー 工場作業員/入社6年目 伊藤雅也(44)

同僚に教えてもらった
心から楽しめる趣味。
きっかけは社員旅行でした。

同僚に教えてもらった心から楽しめる趣味。きっかけは社員旅行でした。

中途採用とのことですが、前職は何をされていましたか?

前職は自動車部品の工場で管理職をしていました。生産管理、品質保証、生産技術などの管理業務を中心に、忙しい時は現場で作業をすると言った業務内容です。当時元請業者の生産拠点が海外に移った影響を受け、中島社長とご縁があった事もあり、若い社員を残すためと僕自身の意思で職を辞して、この会社へ入社致しました。

入社当時に感じた事を教えて下さい。

物を作ると言う事に関しては同じなのですが、自動車と建設で業界がまったく違うので最初はすごく不安があったのですが、入った時に僕より年齢が上の方が見えたので、思ったよりはすんなり馴染めたと思います。
業界的には建設業界って怖いのかなと言う勝手なイメージがあったんですが(笑) 全然そんな事はなかったですね。

社風についてはどのように感じられましたか?

会社の方針に「共に向かう方向を自ら考え、自発的に責務を果たす」と言うものがあります。人数が少ない分、皆で一緒に協力し合う方針が具現化されていました。社長自身が強力なリーダーシップがあるので、それに引っ張られてと言う理由もあります。

職場として見た時に前職と変化はありましたか?

前職は下請けと言う事もあってパートの女性が多かったのですが、この会社は事務員以外はすべて男と言う事もあって、物凄く個々のスキルが高いなと思います。経験から来る勘や技術を携えており、どちらかと言えば職人に近い方が多いです。
一番長い方だと40年以上は働いており、物凄い経験と知識には圧倒されます。少しでも近づけるように頑張りたいなと思っています。

平成26年に新社屋になったと伺いました。

とても快適です。元々は今の加工センターの西側部分だけで、事務所は桑名市の八間通り沿いにあったのですが、工場は増設してその隣に事務所と倉庫が出来ました。
事務所が別の場所にあると、陸の孤島じゃないですが、加工センターの社員だけ離れていている感じがあって、下手をすると一週間顔を見ていない方もいました。それが一つになると、ほぼ皆と毎日顔を合わせて仕事の話も他愛もない話も出来るので、すごくいいですね。

加工作業は難しい作業ですか?

基本作業は機械で行うので、難しいか簡単かと聞かれると作業自体はそれほど難しい事ではないです。ただ業界用語とか、昔からの
三巾(さんはば)とか寸尺(すんしゃく)で言われても変換出来ないじゃないですか。そう言った事に最初は戸惑いましたね。
製品の素材でもある鉄は、同じ鉄でもメーカーによって色々な特性や癖があるんですけれども、そう言ったものは経験則で微調整をしたりします。なので失敗して色々と覚えていく事はたくさんあります。

納品スピードが早いと伺いました。

私は同業他社の状況は分からないんですが、よく聞く話では他社よりは圧倒的に納期が早いそうです。納期が早いからと言っていい加減に物を作っている訳ではなくて、私自身も前職でものづくりに携わってきて「イイものを早く」と言う事を心がけています。
例えば午前11:50に注文が入って昼13:00前には配達するとか、「今から取りに行くから作って」とか、表現は悪いですがお弁当屋さんやピザ屋さんのデリバリークラスの対応をしています。そう言うスピード感はあると思います。


学べる経験と技術を持つ先輩社員。
生産効率を上げるやりがい。

新入社員に教えるように作業内容を教えて下さい。

入社してまず作るものは建物の屋根材と壁材になるんですが、薄い鉄板を機械に通し事で整形され、それを受けると言うところからスタートします。機械の種類は結構あるので覚える事はたくさんあるんですが、この基本作業は早い段階で出来るようになります。製品には長さがあって、2mくらいなら出来るようになりますが8m以上あるものもあります。
一連の流れとしては鉄板を機械に通す長さに切ると言う作業、それを機械に通す作業、そしてそれを受ける作業。例えば切る作業であれば、屋根材や壁材の整形モノの切断以外にも、お客さんによっては板だけ欲しいと言われる場合もありますし、役物と言うコーナーの製品の材料を切る作業もあります。
製品によっては先程言ったような単純な整形ではなく、設計図を元に折り曲げ機の長さ設定と角度設定を調整しながら、鉄板から曲げたり切ったりして複雑な製品を作っていく職人技が必要な製品もあります。極端な例ではありますが、稀に最終的な仕上げを木槌で叩く場合もあります。

仕事のやりがいを教えてください。

同じ話にはなってしまいますが、急な注文などの短納期に対して対応がうまく出来たりした時です。どうしてもこの仕事が外せないとか、切り替えが出来ないとか、状況によって対応出来ない時もあるのですが、そう言ったタイミングが上手にバチッとはまると気持ちが良いです。あとは物凄く仕事量が多くて終わらないと言う事態に対して、限られた時間でそれをやりきったと言う時。
また、作業中は工場内で材料や機械の場所へ頻繁に移動するのですが、出来るだけ移動のロスを無くすような切り方にしたり、段取りの段階でロスを無くすために計画をしたり。お客さんから急な注文があれば効率よりもそちらが優先ですが。

そこはさすが生産管理をされてきた経験が生きていますね。

そうですね(笑) そう言った事ばっかり考えていたので。
逆にそればっかり考えてお叱りを受ける事もあるんですけど(笑)
他に、製品を受け取りにみえるお客さんは大体決まっているのですが、お客さんからの「いつもありがとうね」と言う一言は嬉しいですね。そう言う言葉を戴くとすごく「頑張るぞ」と思います。

学べる経験と技術を持つ先輩社員。生産効率を上げるやりがい。

社員旅行で初めて知った釣りに夢中。
プライベートでも同僚と。

休日はどのように過ごされていますか?

趣味が釣りと料理なんですが、この会社に入ってから始めました。
毎年社員旅行で沖縄が選ばれる事が多いんですが、旅先では全員で行動する訳ではなくて、現地でゴルフしたりツーリングしたり散策したりと何グループかに分かれるので、たまたま同僚の方に釣りグループに誘われてやってみたらハマりました。釣れる釣れないと言うよりも綺麗な景色と海と、時間の止まったあの雰囲気の中で。今はもう釣りにどっぷり浸かっています。
僕が行っているのは南伊勢と福井県の小浜で、イカ釣りをしています。三重だと大きくても2kgくらいですが、沖縄はレッドモンスターと言って4kgとか5kg級のものが釣れるんです。お金もかかるのでそんなに頻繁には行けないんですが、大体平均月一回くらい行っています。

料理は釣りの延長線上でされるのですか?

そうです。釣ってきた魚を自分で捌いたら面白いなと思って、土日休みの時にスーパーで魚を一匹丸々買ってきて捌いたりしています。
捨てるのは内臓と鱗だけで、骨や頭はアラ炊きにします。また妻子が生臭いの嫌いなのでmどうやったら美味しく食べられるかを研究したりします。
でもやっぱり自分で釣ってきた魚が一番美味しいですね。

社員旅行で初めて知った釣りに夢中。プライベートでも同僚と。

待遇や福利厚生はいかがですか?

あまり他人の給与などを気にした事がないので他の会社がどうと言うのは分からないのですが、色々な人の話を聞くと、同規模の会社の中では待遇面はいいんじゃないかなと思います。
僕が入社してきて本当にびっくりしたのは、毎年社員旅行に行くと言う事ですね。前々職は商社に勤めていましたが、4~5年に一回程度でしたし、前職でも旅行には行ってもバスで日帰り旅行だったので、今の御時世すごいな、と思います。それも飛行機乗って本州から出ると言う(笑)
いいものも食べさせて頂けるので、本当に楽しいですね。

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